電池ボックスの製作

コンセプト

TIMEDOMAIN miniやlight、それにYoshii9も、またライセンス商品の多くも、電源としてACアダプターを利用しています。それらの多くは100Vの交流電源をおおよそ12Vの直流電源に変換して本体に送ります。つまり、12Vの直流電源が用意できれば、壁のコンセントもACアダプターも必要がないということになります。

12Vの直流電源は乾電池を8個直列につなげば得られますが、そのために乾電池が8個入る電池ボックスを用意する必要があります。

電子パーツを販売している店舗で、単三電池が表に4本、裏に4本、合計8本を直列に接続できる電池ボックスを見つけました(写真1、写真2)。
電池ボックスから配線が出ているものもありますが、本体のDCジャック(ACアダプターの差し込み口)に合わせて配線を取り替えたいので、スナップタイプのものにしました。
というのもTIMEDOMAIN miniやlightにはDCジャックに極性統一形プラグ「EIAJ Type4」が、Yoshii9には「内径2.1mm、外径5.5mm」のDCジャックが使われているからです。

電池ボックス以外に必要なものは、スナップがついたケーブルと端子です(写真3)。
端子はTIMEDOMAIN miniやlightに接続するなら前述の「EIAJ Type4」という規格(facebookのページも参考にしてください)のプラグが必要です。
ケーブルと端子をハンダ付けするのですが、プラグのセンターがプラスですので、赤いケーブルをセンターにハンダ付けします。これを間違うと本体を壊してしまうことになりますので、注意してください。ハンダ付けが終われば完成です(写真4)。

Yoshii9に繋ぐ場合は内径2.1mmのDCプラグが必要です。このDCプラグは世界的に使われていることもあるせいか、写真のような2.1mmDCプラグ付のスナップケーブルが見つかりました。
このケーブルが見つからなければ、スナップがついたケーブルと内径2.1mmのDCプラグ端子を入手してハンダ付けしてください。

以上で完成です。乾電池の向きを、くれぐれも間違えないように装着してください。

ちなみにスナップケーブルはの006P型(角形9V)電池に装着可能です。TIMEDOMAIN miniやlightは9Vでも、音質はあまりよくありませんがなんとか動作しますので、その気になれば、006Pでも鳴らすことが可能です。

写真1:電池ボックス(表)
写真2:電池ボックス(裏)
写真3:スナップケーブルとEIAJ Type4端子
写真4:完成したケーブル
写真5:DCプラグ付スナップケーブル
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